住宅ローンをフルローンで借りる
投稿者:丸共建設
住宅ローンを借り入れる際、頭金を用意したほうが良い、というのは定説です。
頭金の目安は、物件のおよそ2割程度と言われており、たとえば3,000万円の
住宅を購入する際には、600万円ほどを現金で準備するのが従来までの考え方でした。
しかし最近では、フルローンに対応した住宅ローンが登場し、頭金だけではなく
諸費用も住宅ローンに含めることによって、できる限り現金での支出を減らして
住宅を購入できるようになっています。
子どもの進学や車の買い替えなど、住宅購入のタイミングで、ほかにも大きな
出費の予定があり、手元に現金を残しておきたい場合は、住宅ローンを
フルローンで借りることができれば、家計を圧迫することなく住宅を購入できるはずです。
一方で、フルローンでの借り入れは、頭金を用意した場合と比較して不利になるのでは
そして、もし不利になるのであれば、どのようなデメリットがあるのか
ということが気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は「住宅ローンをフルローンで借りるメリットとデメリット」をお伝えします。
住宅ローンをフルローンで借りる場合のデメリットとは?
住宅ローンをフルローンで借りることは、条件さえ整っていれば、決して難しくはありません。
しかし、頭金を用意した場合と比較すると、フルローンには一定のデメリットが
存在することも事実です。
下記にに住宅ローンをフルローンで借りる場合のデメリットをまとめました。
①毎月の返済額が大きくなる
②借り入れ金利が高くなる場合がある
③借り入れに際し、一定の現金が必要になるケースがある
④銀行の住宅ローンの審査が厳しくなることがある
⑤ほかの買主と競合した場合に不利になる可能性がある
次回は、フルローンのデメリットを詳しく説明したいと思います。