ネット銀行の住宅ローン(その3)
投稿者:丸共建設
ネット銀行の場合、住宅ローンの事務手数料で「借入額の2.16%」
などの定率性を採用していることがあります。
借入額が2,000万円で事務手数料が2.16%の場合、
手数料の額は43万2,000円ほどになります。
大手メガバンクの事務手数料は32,400円で統一されているため、
事務手数料のみで比較すると2.16%は割高と言えます。
中には、事務手数料が一律のネット銀行も存在します。
また、事務手数料が定率性の場合でも、金利や保証料などその他の費用を含めると、
ネット銀行の方が総返済額は少ないケースも多々あります。
特に、ネット銀行では、保証料・団信保険料がかからず金利も低いので、
トータルの総返済額で比較することが大切です。
いかがでしたか?ネット銀行の住宅ローンにはデメリットもあるものの、
それをカバーする対処法も存在します。
最近では初めての借入の方だけでなく、借り換え先として
ネット銀行を選択する人も増えています。
ネット銀行で住宅ローンを組む際には、早めに申し込み・仮審査を
受けておくことがポイントです。
また、対面での相談を希望する方は相談窓口のあるネット銀行を選ぶことで
デメリットを回避することができます。
何よりもトータルのコストでは、ネット銀行が有利になるケースがほとんどです。
諸費用の金額だけで判断するのではなく、総額でいくらになるのかを基準に
比較してみましょう。