ある程度の年数が経ち、家のなかで改善したいと感じる箇所が増えてくると、建て替えかリフォームのどちらかを選択すると思います。

しかし、建て替えた方が良いのか、リフォームを行う方が良いのか、区別をつけることは容易ではありません。

ここでは、リフォームか建て替えかを選ぶときのポイントを紹介していきます。

まずは、使える部分がどれだけ残っているかです。
良い材料でしっかりと建てられている家では、基礎や土台、柱などをそのまま使えるケースもあります。

逆に基礎の劣化や構造的に重要な部分の腐食や傷みが発見されれば、補修にもかなりの費用がかかります。
事前にしっかりと調査をしてもらいましょう。

次は、土地の規制を確認しておくことです。
条例などが新しく施行されたことにより、「建て増しができない」といった状況に陥ることも考えられます。こうなってしまうと増築リフォームを行うことはできません。

増築リフォームを希望するのであれば、事前に市役所などで確認しておきましょう。

最後は、希望するプランで見積もりをとっておくことです。
構造上の関係で、リフォームができなかったり、建て替えの方が安く抑えることができる場合もあります。リフォームと建て替え、両方の見積もりをとってください。

以上が、建て替えかリフォームかを選ぶときのポイントです。
しっかりと見極め、納得のできる家にしましょう。

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