20代の住宅ローンの選び方(その1)
投稿者:丸共建設
マイホームは30代、40代にならないと購入できない訳ではなく、
20代でももちろん購入できます。
また、将来の人生設計をしっかり考えている方で、実際に20代で
住宅を購入したという事例は数多くあります。
20代でのマイホーム購入には、30代、40代にはないメリットがあります
またその一方で、注意しなければいけない点があるのもまた事実です。
例えば20代のうちに住宅ローンの借り入れるということは、
30代・40代で住宅ローンを借り入れた場合と比較すると
住宅ローンの完済時期が早くなるため、
定年後も住宅ローンを返済し続けなければいけないというようなことがなく、
将来的には余裕を持った生活を送ることが可能です。
その一方で、「大きな頭金を用意するのが難しい」
「将来の収入に見通しが立てにくい」等、
住宅ローンを利用する上で、注意すべき点もあります。
そこで、今回は、20代の方が、住宅ローンを選ぶ際に
重視すべきポイントをお伝えします。
◆低金利と繰り上げ返済のしやすさで選ぶ
20代は、30代・40代と比較すると、用意できる頭金が少なくなるため、
必然的に住宅ローンの借り入れ残高が大きくなります。
20代で住宅ローンを利用する際は、この残高をいかに圧縮できるかがポイントです。
そのために必ずチェックしておきたいのが「住宅ローン金利の低さ」と
「繰り上げ返済のしやすさ」の2点です。
住宅ローンを選ぶ際は、まずこの2点をしっかりチェックし、
各社の住宅ローンを比較しましょう。
住宅ローンは借り入れる額が大きくなるため、わずかな金利の差でも、
総返済額に換算すると、100万円単位で変わってくる可能性があります。
住宅ローンを利用する際は、金利をしっかりチェックし、
低金利で借り入れができる金融機関の住宅ローンを選ぶことが大切です。
また金利だけではなく、住宅ローンを借り入れる際にかかる
事務手数料についてもあわせてチェックしておきましょう。
◆繰り上げ返済のしやすさ
「繰り上げ返済のしやすさ」も20代が住宅ローンを選ぶ上で
チェックしておきたいポイントです。
繰り上げ返済とは、毎月の返済とは別に、資金に余裕ができたタイミングで
返済を前倒しし、住宅ローン残高を減らすことです。
繰り上げ返済を行うと、元金に対して支払うはずだった利息分に関しても、
支払う必要がなくなるため、総返済額を圧縮することが可能です。
繰り上げ返済を利用できる金額は金融機関によって異なり、
一部の金融機関は利用する度に手数料が必要になる点に注意ましょう。
例えば、「繰り上げ返済手数料無料」「1円から繰り上げ返済に対応」
「繰り上げ返済の利用回数制限なし」など、繰り上げ返済が利用しやすい
住宅ローンを選びましょう。