住宅ローンと生命保険
投稿者:丸共建設
住宅ローンを組んだら生命保険を見直した方がよいという話を
聞いたことがあるのではないでしょうか。
住宅を購入しようとしている人にとっては、住宅選びや資金繰り、
購入手続き等で忙しいときに生命保険の話までされても、
そこまで考えられないというのが正直なところかもしれません。
しかし、実際に生命保険を見直すとメリットがある場合があるので、
住宅ローンと生命保険の関係を知っておくと良いでしょう。
まず住宅ローンと生命保険がどう結びついているのかということから
お伝えします。
一般的に、銀行等で住宅ローンを組む場合、団体信用生命保険に
加入することが条件とされています。
この団体信用生命保険はその名の通り生命保険であり、
もし住宅ローンの返済者が返済途中で死亡した場合は、
その保険金で残りの住宅ローンが一括返済されることになっております。
つまり、住宅ローンを借りる人があわせて団体信用生命保険に
加入することで、万一のことがあっても銀行は住宅ローンの
返済が滞る心配をしなくてすみます。
そして、遺族は住宅ローンの返済を免除されて住宅を手元に
残すことができるようになっていて、住宅ローンの借り手、
貸し手の双方にとってメリットがある保険だといえるのです。
フラット35なども10月から団体信用生命保険付き住宅ローンになったため
通常は住宅ローンを組むことと、ローンを返済するための生命保険に
加入することはほぼイコールと考えられます。
住宅ローンを組むことで新たな生命保険に加入することになるのであれば、
これまでに生命保険に加入していた人は、既存の生命保険との関係性を
考えなければなりません。