2019/03/11
太陽光発電とオール電化
太陽光発電システム
太陽光発電システムとは、屋根に取付した太陽電池モジュールで、ふりそそぐ太陽の光をエネルギーに変えて電気をつくるシステムです。太陽光発電で発電した電気は実際にご家庭で使用し、使いきれずに余った電気は電力会社が買い取ってくれます。災害時など、停電の時でも太陽の光があれは発電し電気を使用することができます。環境にやさしく、経済的にも嬉しいシステムです。
1.太陽光発電の仕組み
太陽光発電システムは、
①太陽電池モジュール ②パワーコンディショナ ③屋内分電盤 ④買電メーター・売電メーター
で構成されています。屋根などの上に取付して、太陽の光エネルギーを吸収して直接電気に変換します。
①太陽電池モジュール
屋根などの上に取付して、太陽の光エネルギーを吸収して直接電気に変換します。
②パワーコンディショナ
太陽電池モジュールで発電した直流の電気を交流の電気に変換します。
③屋内分電盤
パワーコンディショナが変換した電気や、電力会社から送られてきた電気をご家庭内の配線に分けて電気を送ります。
④買電メーター・売電メーター
買電・売電の2つのメーターで自動的に、買った電気と売った電気を計量します。
2.設置するメリット
①月々の光熱費が節約できます
家庭で電気を作って使用するので、今まで電力会社から買っていた電気代が減り、余った電気は売ることができるので、結果的には電気代が安くすみます。
②CO2の排出量の削減
石油などの化石燃料は消費すればするほど二酸化炭素を排出します。しかし、太陽の光を使った自然エネルギーで電気を作るため、二酸化炭素を全く排出しません。
③災害時のライフラインとして
地震などの天災が起きた場合でも、太陽の光エネルギーを利用した自家発電なのでライフラインの確保にも安心です。
3.補助金について
太陽光発電システムは、地球環境を守るエコエネルギーとして、国で設置を推進しているため、国や地方自治体が購入費用の一部を補助金としてバックアップしています。
◎国の補助金
平成26年度は補助金の実施予定はありません。
4.設置費用
設置する太陽光発電システムのメーカーや種類などによって異なります。
当社のお勧めは、Panasonic HIT244αです。このHIT244αは単結晶系ハイブリット型で業界最高水準の発電量を誇ります。また、低照度時の発電が見込めますので少ないパネル枚数でもしっかり、たっぷり発電します。
※設置費用は、1KW当たり 363,000円(税別)支持瓦工法の材工共の価格です。
※(例:13.17Kw の場合 4,780,000円(税別)新築の場合)
オール電化
オール電化とは、家庭で「火」を使用して、調理・給湯・暖房をしていたものを、全て電気でまかなえるようにすることです。火を使わないので燃焼ガスも発生しないため健康的で清潔、しかも安心で経済的・・・などという多くのメリットが生まれます。
1.オール電化器具
①エコキュート
正式な名称は「自然冷媒ヒートポンプ給湯機」といい、ヒートポンプ技術を利用して空気の熱でお湯を沸かすことができる電気給湯機で、冷媒として二酸化炭素を使用しているものをいいます。給湯の他に床暖房や浴室暖房乾燥機のできる多機能型のエコキュートもあります。ただし、貯湯タンクのお湯を給湯と温水式の床暖房・浴室暖房で分け合うので、床暖房のできる広さや連続運転時間に制限があります。
②電気温水器
電気代の格安な深夜電力を使ってお湯を沸かします。タンクの下にあるヒーターに電気を通し中の水を温めます。電気代は深夜電力を使うので昼間の1/3と、とても経済的です。
③IHクッキングヒーター
加熱の仕組みは、磁力発生用コイルより発生した磁力線が、金属製の鍋を通るとき、鍋底にうず電流が発生します。このうず電流が鍋底を発熱させることにより調理をすることができるのです。最近では、自動調理機能、オールメタル対応、音声ガイド付きなど、いろいろ便利な機能の製品も出て、より使いやすく、安全になってきました。
太陽光発電システムとオール電化
太陽光発電システムの設置状況や各家庭の生活パターンなどにより電気の使用料金は異なりますが、下記に実際に設置された方の年間での電気料金節約効果を記載しますので参考にしてみてください。また、エコキュートやIHクッキングヒーターなどを採用したオール電化にすることで、更に光熱費の節約をすることができます。時間帯別電灯契約 などの電灯契約の見直しなども必要になってきます。