道具箱
投稿者:丸共建設
本社の伊藤昇です。
以前にもこの題材がアップされたかと思いますが、自分も感動しましたのでアップをさせていただきます。
右の写真は、現場に置いてあった左官屋さんの道具箱です。
どこかで買ってこられたかと思っていましたら、左官屋さんの手作り道具箱でした。
おせち料理でも入ってそうな感じでした。
道具箱を組立てるのに釘が使用してなく、昔のタンスなどで見た事のある細かい細工がしてありました。
フタもずれないように、竹の釘が使用してありました。
この根気さが、丸共建設の左官壁にも反映しているんだなと思いました。
道具箱は二段になっていて、下の段には畳のヘリが敷いてありました。
コテの柄にも焼きが入っていて、全体的に高級感たっぷりでした。
コテも貴重な物を見せていただきました。
鉄の部分なのですが、平らな部分と細長い部分が溶接等でつなげてあるのではなく、一つの鉄から作ってあるそうです。
近くで見ても、溶接の膨らみなどはありませんでした。
どのコテも、京都まで行って手入れをしてもらうそうです。
職人さんのこだわりというものを、実感しました!