雨樋の重要性
投稿者:丸共建設
雨どいには、雨から建物を守るために屋根に降り注いだ雨を集め、
地面に流す役割があります。
大雨が降っても水があふれないように、屋根の面積や地域の降水量を参考にして、
といの大きさや取り付け場所を検討します。
軒先に水平方向に設けられるものを軒樋といい、その形は雨水を受けられるように
半筒状もしくは凹型をしています。
軒樋に対して垂直に円筒状または角形の竪(たて)どいが接続され、
地上に雨水を流します。
もし軒先に雨どいがないと、軒先のあちこちから雨だれが生じ、
雨だれの落ちる部分の植栽を傷めたり、溝や水たまりができたりします。
またその雨だれが地面で跳ねて外壁や基礎に当たり建物を汚したり傷めたりします。
軒どいから竪どいを経由して地上まで落ちてきた雨水は、敷地内の雨水枡にたまります。
そのまま敷地内の地中にしみこませるか、道路にある雨水用の下水管に接続して流します。