子どもと一緒に過ごす間取りのアイデア
投稿者:丸共建設
子育ては大変かもしれません。
しかし、やがて巣立っていくことを考えると、子どもと家で多くの時間を
一緒に過ごせる期間はそれほど長くありません。
そのため一緒にいられるうちに、なるべく多くの時間を共有して
親子の絆を深めたいものです。
しかし、家をせっかく建てたものの、子どもが成長して自室にこもるようになり、
家族で一緒に過ごす時間がとれないといったケースもあります。
そこで今回は家づくりを工夫することで、子どもとの時間を増やす方法をお伝えします。
内閣府の子どもと家族に関する国際比較調査での1日の親子の接触時間によると
アメリカは1日 3時間、日本は、1日1時間、韓国は、1日2時間
と日本の親子は、一緒に過ごす時間があまりとれていないという事がわかります。
しかし、最近ではリビングで勉強や仕事をして多くの時間を過ごす
暮らし方が注目されてきています。
一緒にすんでいる家族と過ごす時間が減っているといわれていますが、
住まいでの家族の過ごし方は間取りにも左右されます。
リビングを通って子ども部屋に行く、親のスペースと子どものスペースが近い間取りは
子どもと一緒の時間を過ごしやすいです。
家族が自然に集い、寄り添える家づくりを紹介します。
間仕切代わりにスキップフロアで仕切る。
間仕切り壁を設ける場所を水回りなどの最小限に抑えて、
スキップフロアで空間を仕切ると、家族の気配が感じられる住まいになります。
たとえば、リビングからから半階分の階段を上ったところにダイニングキッチン、
ダイニングキッチンから半階分あがったリビングの上に子ども部屋、
さらに半階分上がったところに主寝室といった間取りです。
圧迫感がなく開放的な空間になることから、狭小住宅でも取り入れられている手法です。