神棚と仏壇の違い
投稿者:丸共建設
神棚と仏壇、どちらも水やお米を供えたり手を合わせて
お参りしたりする場所というイメージがあります。
では、具体的にはどのような違いがあるのでしょうか。
神棚は、その名の通り神様を祀る場所です。
神棚には神社を模して作られた「宮形(みやがた)」を安置し、
その中に伊勢神宮のお札や、地域の氏神様のお札を祀ります。
家の中に小さな神社があると考えて、拝礼すると良いでしょう。
毎日新しい水と米(またはご飯)をお供えします。
神棚の祀り方には完全に統一された形式はなく、
地域や家庭によって様々な伝統があります。
一方、仏壇は、亡くなって「仏」になったご先祖様を
家庭内で祀る場所です。
仏壇の中心には、仏さま(故人)の位牌とともに、
信仰の中心となる「ご本尊」を祀ります。
ご本尊の種類は信仰する宗派によって異なりますが、
木彫りの仏像あるいは仏さまの姿や
曼荼羅(まんだら)を描いた掛け軸が多いようです。
そのほか、香炉・鈴(りん)・灯籠・燭台(ろうそく立て)
花立などの仏具を配置するのが基本ですが、
宗派によって様々な種類があります。