住宅に関わる保険の種類
投稿者:丸共建設
住宅を購入すると、ほとんどの人が加入するのが「火災保険」です。
住まいに関する保険は、この「火災保険」がベースになります。
「地震保険」や「家財保険」は、火災保険の契約が基本となり
これに付帯契約、別途契約で加入するのが一般的です。
補償内容も火災保険がベースとなります。
3つの保険で不足する補償をカバーし合って、総合的に住まいの
安心を得ることになります。
3つの保険の主な役割は、以下のとおりです。
1、火災保険は建物の損害に備える。
2、家財保険は火災保険(建物部分)でカバーできない生活用品の損害に備える。
3、地震保険は地震による建物、家財の損害に備える。
家財保険は火災保険に付随して加入しますが、地震保険は別途契約が必要です。
ただし、その補償額は火災保険の補償額が基本となり、30~50%の範囲で
設定することになっています。
そのため、火災保険に加入していなければ地震保険の加入はできません。
火災保険と家財保険は損保会社によって違いがありますが、
最近は「住まいの保険」として総合的に補償の対象を選べる保険が出てきています。
ただし、地震保険に関しては、どの損保会社で加入しても同じです。
それは、民間保険会社が負う地震保険責任の一定額以上の巨額な地震損害に関して、
政府が再保険することによって地震保険が成り立っているからです。