2020/07/22
名古屋で注文住宅を建てる費用の相場|家づくりに必要な3つの費用
注文住宅の相場
注文住宅を建てる時の相場って気になるところではないでしょうか。
そこで注文住宅を購入するにはどのような費用が発生するのか一般的な相場について、
①「土地」②「建築費」③「その他諸費用」の3つに分けて説明したいと思います。
①「土地」
土地の相場を知る簡単な方法は、不動産のポータルサイトで売りに出ている土地の価格を調べることです。
しかし、売りに出ている物件は売主の希望価格なので実際の相場価格よりも高く設定してある可能性があります。
土地の相場を把握することで土地を購入する際に交渉材料として有利に進めることができます。その他に自分で調べる方法としてネットでできる方法を紹介したいと思います。
それは実際の土地取引事例を参考にする方法です。
過去の取引価格は個人情報の関係で個人が特定できないような形で国土交通省の「土地総合情報システム」というサイトで「不動産取引価格情報検索」を検索することで知ることができます。
サイトを開き、左上の「時期を選ぶ」「種類を選ぶ」「地域を選ぶ」それぞれの項目を選択して検索すると土地や建物などの取引価格の一覧表が表示されます。
土地を購入する際、一番注意したいのは相場より坪当たりの単価が安い物件です。
敷地に高低差があり擁壁を作らなければいけないとか、外構工事に余分なお金がかかるとか、造成工事が必要になる土地です。
すでに土地をお持ちの方は土地の購入費用は必要ありませんが、造成工事や外構工事などの費用が必要になってきますので予算組みをしておくと良いでしょう。
②「建築費」
坪単価という言葉をよく耳にしますが、これは一坪あたりの建物の価格を表しています。
例えば建物の価格が2,000万円で延床面積が40坪の場合、2000万円÷40坪=50万円/坪となります。
この坪単価の相場は各業者によってまちまちです。
低価格の住宅メーカーの場合、坪単価は30万円/坪~50万円/坪の範囲で、高価格の住宅メーカーは70万円/坪以上が多いようです。
工務店の場合は坪単価50万円/坪からで、一般的に、高価格の住宅メーカーの70%程度の価格で同じ設備を入れた住宅を建てることができると言われています。
また、住宅メーカーや工務店で、どの費用が坪単価に含まれているのかそれぞれ異なるため含まれる費用の確認をする必要があります。
③「その他諸費用」
注文住宅を建築した場合、建物や土地の登記費用、住宅ローンの借り入れをした場合、ローン事務手数料、ローン保証料、火災保険料などの費用がかかってきます。
その他に、家具や家電の購入費用も予算に入れておくと良いでしょう。
「住宅のメンテナンス」
最後に、住宅は将来のメンテナンスを考慮しなければなりません。
新築時の初期コストが高くなっても、メンテナンスやランニングコストの費用を抑えることができればトータルでコストを抑えることができます。
例えば、屋根を瓦葺きにするとか、外壁をタイル張りにすることで10年目から15年目に行わなければいけない塗装工事をはぶくことができます。また、断熱性と気密性の高い住宅にすれば光熱費の削減をすることができます。住宅は住み始めてからが本番です。
永く安心して住むためにはアフターメンテナンスが重要です。
住宅の施工業者にアフターメンテナンスがどのようなサイクルでどのように行われるのか、確認することが重要です。