こんにちは！工務の細江です。

今回は現在春日井市で工事中の真壁の和室を紹介させていただきます🌳

『真壁』とは柱を見せた壁の事で、柱を見せない壁の事は『大壁』と言います。

真壁の造りは現在の新築住宅ではあまり見られなくなっておりますので、そんな貴重な

施工風景を一部紹介したいと思います☺

 

 

柱1本1本に廻り縁や長押といった部材を取付ける為の加工を行います。

見える柱に加工を行うため失敗が出来きません。大工さんも慎重に作業を行います。

 

 

 

無垢の柱ですので当然動く事もあります。そうした際でも仕上げの部材に影響を受けにくく

するような加工や細工が施されており、長年受け継がれてきた技術を見る事が出来ます。

 

 

 

神棚も取付けていただきました🌳

前述でも書きましたが無垢の木は動きます。そのため木の動きが少しでも落ち着くのを見計らって

全体の作業終盤に和室に取り掛かる事が多いです。

 

 

 

大工さんの作業が終わりましたのでここからは左官屋さんが壁を仕上げます。

障子や襖を建込み、畳を敷いたら完成です。

完成の風景は次回に紹介したいと思います☺