家づくりの際に知っててお得なマメ知識 Vol.10 ドアホンのデザインはシンプルでスリムに
投稿者:三井 薫
Vol.10 ドアホンのデザインはシンプルでスリムに
ドアホンはデザイン的には、親機・子機ともに、シンプルでスリムなタイプが増えてきており、
特に親機は、インテリア空間にも馴染みやすい形状やカラ―のものが提案されています。
室内に設置される親機には、壁面に埋め込むタイプと露出タイプがありますが、
いずれも薄型傾向にあり、モニター画面も大きく、使い勝手も高まってきています。
ドアホンには自分で取り替え可能なタイプ、賃貸でも設置できるタイプもあり、
既存の機器に電源コードとプラグがついていたり、乾電池式のタイプであれば
比較的簡単に交換することが可能です。
しかし、電源コードがないタイプ、乾電池タイプではない場合、
警報器が連動しているタイプなどでは、電気工事士の資格者が工事を行う必要があるので、
事前に必ず確認することが大切でしょう。
最近では、回線工事が不要で無線でつながるワイヤレスタイプも揃っています。
また、玄関ドアに固定するだけの賃貸住居でも取り付けしやすいタイプであれば、
女性の一人暮らしなどで検討してみてもいいでしょう。
ドアホンは、設備機器のひとつですが、家電量販店でも扱っているところは多くみられ、
ショールームに行かなくても実物を確認できる場は増えてきています。
機会を見つけて性能や機能をチェックしたり、カタログを入手して、
最近の傾向を把握しておくのもいいでしょう。
選び方は、まずシンプルなドアホンにするのか、テレビ機能付きにするのか、
セキュリティ機能まで含めるのかを決めることです。
テレビ機能付きであれば、録画サイズや録画機能などはどの程度必要か検討しましょう。
また、設置する台数やセキュリティ機能を、家族構成や間取りに合わせて
プランニングすることも重要です。
メーカーのカタログやホームページでは、さまざまなケースのプランが
費用などとともに掲載されているので、参考にするといいでしょう。
メーカーや商品によってそれぞれ特徴がありますが、いずれも多機能化が進んでいます。
どれもがあれば便利な機能ですが、使いこなせなくては意味がありません。
わが家にとって必要な機能は何か、操作方法などを確認した上で、計画しましょう。
新築の場合であれば、電気配線プランは早めに決定しなくてはならないので、
間取りと同時に、どのような機能が必要なのかしっかりと検討することが大切です。