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家づくりの際に知っててお得なマメ知識 Vol.3  窓とサッシの特徴と選び方

投稿者:三井 薫

Vol.3 窓とサッシの特徴と選び方

 

窓・サッシ選びのポイントは、間取りプランに適した使い勝手やデザイン、
そして、断熱性や遮音性、防犯性といった性能に配慮することが重要です。
各サッシメーカーさんから、さまざまな素材やデザイン、
性能を高めた豊富な商品が揃い、プランや空間、使い勝手に合わせて
選ぶことができます。

 

今回は、新築やリフォームの際に知っておきたい、窓・サッシの種類や特徴、
選び方のポイントをお伝えします。


一般的な、窓というのは、サッシ+ガラスで構成されたものです。
サッシとは、窓の上枠・下枠・たて枠で構成された窓枠の中の框(かまち)
と組子のことですが、窓枠全体を指していることが多いので、
通常、「窓を選ぶ」という場合は、「サッシとガラスを選ぶ」ということになります。

 

サッシの素材として馴染みがあるのが、アルミサッシです。
最近では、断熱性を高めた複合サッシ、樹脂サッシの製品が主流になりつつもあります。
簡単にサッシの種類の特徴をお伝えします。

 

アルミサッシは、強度があり軽量で、防火性に優れる強度もあり、
耐候性や防火性に優れた素材です。
軽量なので、開けたり閉めたりする時に、操作がしやすいのが特徴です。
しかし、熱伝導率が高いので、断熱性にやや劣ります。
腐食しにくく、サビにも強い素材ですが、長期間埃などが付着していると
腐食することもあるので、日頃のメンテナンスも大切になります。

 

樹脂サッシは、熱伝導率が低く、高い断熱性を持ちます。
主な材料は、塩化ビニール樹脂です。
熱伝導率が低く、断熱性に優れるているので、複層ガラスとの組み合わせによって、
更に高い断熱性を得ることができるので、寒冷地(北海道や東北地方など)で
使用されるケースが多くみられます。

 

一般的には、アルミよりも強度が弱いので、厚みのある構造となります。
木製サッシは、質感や風合いが大きな魅力です。
質感や風合いが魅力の木製サッシですが、腐食や磨耗などの耐久性にやや劣ってしまいます。
また、無垢材だけを用いたもの、集成材・積層材を用いたもの、
これらを組み合わせたものなどもあり、木製サッシのデメリットである、
経年による塗装の劣化や腐食、木の狂いなどを克服するための工夫が
年々進化しております。

 

木材を充分に乾燥させたり、特殊な構造で気密性などを高めた製品もみられます。
複合サッシは、アルミ+樹脂、アルミ+木製などの組み合わせ
異なる素材を組み合わせたサッシは複合サッシと呼ばれます。

 

例えば、室外側にアルミ、室内側に樹脂や木を組み合わせるなどしたものなどがみられます。
それぞれの素材の特徴を活かした商品がでています。

組み込むガラスによって窓の性能は大きく変わります!
サッシに組み込まれるガラスにもさまざまな種類がみられます。
そして使用するガラスによって窓の性能は大きく変わってきます。

 

ガラスは、大きく分けて一般ガラスと機能ガラスがあります。

 

一般ガラスは、「フロート板ガラス(透明ガラス・単板ガラス)」や
破損しても破片が飛び散らないように金属網を封入した「網入板ガラス」、
ガラスの片面に型模様をつけた不透明の「型板ガラス」などなどです。

 

機能ガラスは、2枚または3枚の板ガラスの間に、乾燥した空気の層を封入することで
断熱性を高めた「複層ガラス」が代表的です。
他にも衝撃強度、曲げ強度を高めた「強化ガラス」
割れても飛び散ることがほとんどない「合わせガラス」と呼ばれるものがあります。
また、「複層ガラス」には、Low-E金属膜をコーティングした「高断熱複層ガラス」や
「遮熱複層ガラス」などの種類もあります。

 

設置する地域エリア、間取りプランに合わせ必要な機能を持つガラスを選ぶことが大切です。
住まいの高気密・高断熱化は進み、断熱性能の高いサッシ商品も充実してきています。
室内側と室外側のアルミサッシの間に特殊な部材を挟んだり、
室内側のサッシを木製や樹脂としたものなどを用いるなど、
各メーカーごとに工夫を施した商品がみられます。

 

断熱性能を高めた樹脂サッシの商品も増えてきており、サッシ枠をスリムにすることで
ガラス面積を広げ、すっきりとしたインテリアを実現できるものなども可能です。
シャッターや網戸などを組み合わせたタイプも窓サッシのデザインや形状には、
引き違いや上げ下げ、内倒しやすべり出し、ルーバー窓やトップライトなど
数多くスタイルが出ています。

 

最近では、開口部を広く取ることのできる窓、丸型や正方形、細めの長方形などの
デザインも多くみられ、これらをいくつか並べることで、外観デザインのポイントとしたり、
プライバシーを保ちつつ採光や通風を確保するケースもあります。
また、シャッターや面格子、網戸などを組み合わせたタイプもあるので、
用途に合わせて選びましょう。

 

窓デザインや形状を選ぶ際に注意したいのは、デザイン性だけでなく、
空間に適した開閉方法か、開閉操作の使い勝手、網戸の形状やお手入れ方法、
などを確認しておきましょう。

 

また、外部からの見え方と室内側からの見え方の両面から検討することも大切です。
リフォーム向けの商品も多くみられます。
使い勝手や断熱性能を高めるために窓のリフォームを行うケースも多くみられます。

 

最近では、既存の窓枠や開口部にも設置しやすくリフォーム向けの商品も増えてきています。
リフォーム場合でも、施工がしやすく、短い工事期間で設置できるのが特徴です。
そして、既存の窓(アルミサッシや木製の窓)の室内側に設置する内窓の商品も揃っています。
既存のサッシは、そのままなので、大掛かりな工事を伴わずに
取り付けることができるのが特徴です。

 

内窓を設置することで、既存の窓との間に空気層が生まれ、外気温の影響を受けにくくなるため、
断熱性能だけでなく防音(遮音)性能も高まるのもメリットです。

 

このように窓(サッシ)には、多くの種類があり、それぞれに特徴があるので、
使う場所、目的に合わせて、性能やデザイン性などさまざまな角度から検討し、
選ぶことがとても重要です。

 

住まい全体のプラン、窓に必要な機能など、敷地条件や地域性なども含めて、
プランニングをしましょう。

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