家づくりの基礎知識、カーテンの機能(その2)
投稿者:丸共建設
今回は、保温、遮音、視線をさえぎる、消臭、視線を遮る機能を持った
カーテンの特徴をお伝えします。
【保温カーテン】熱伝導率を抑え、熱を逃しにくい特徴があります。
熱を逃しにくい空気層を多く含む生地を用いるなどして、
熱伝導率を小さくしたものです。
北側の部屋など、冬場の寒さ対策に用いるといいでしょう。
【遮音カーテン】ある程度の遮音効果を持つ生地もしくは裏面に、
特殊加工を施したり、樹脂コーティングすることで、遮音効果を高めたものです。
部屋の中の音がもれにくく、外部の騒音が聞こえにくくなります。
一般的なカーテンよりは防音性は高まりますが、
あくまでも補助的なアイテムとして利用することになります。
【視線を遮る】光りを反射させ視線を遮る、ミラーレースカーテン
レースの裏側を特殊な織りによって鏡面のようにし、
光りを反射させることで視線を遮るものです。
「ミラーレース(カーテン)」と呼ばれるものが多くみられます。
通常のレースに比べて、外から部屋の中がほとんど見えないのがメリットです。
また、太陽光を通常のレースよりもカットするので、
部屋の日焼けや色褪せを抑える効果も期待でき、
遮熱効果も期待できます。
レース以外でも、糸の形状の乱反射などによって、
戸外からの視線を防ぐ薄手のタイプの商品もあり、
メーカーによっては、日中、屋外から室内が
どの程度の見えるかどうかによって
ランク分けされている商品もあります。
次回は、消臭、ウォッシャブル、防汚、形状記憶の機能を持った
カーテンを紹介します。