家づくりの基礎知識、カーテンの機能(その1)
投稿者:丸共建設
カーテンの機能には沢山の特徴があります。
【遮光カーテン】光りを遮り、漏らさない
外部からの光りを遮り、部屋の中の光りを漏らさない機能のことです。
特殊な繊維を織り込んだり、裏面にラミネート加工して生地そのものに
機能を持たせたものがみられ、寝室やシアタールームなどに適しているものです。
日本インテリアファブリックス協会の統一マークで示され遮光性能の高い順に
1級~3級の3段階に分類します。
1級は99.99%以上の遮光性を持ち、2級でも99.99%~99.80%、
3級で99.4%以上の遮光性があります。
一般家庭であれば、3級程度でも十分といわれていますが、
使用する部屋やライフスタイルなどに合わせて選択しましょう。
縫製や設置方法などにより遮光性能は変わるため注意が必要です。
【UVカットカーテン】床材や家具などの変色、焼けを防ぐ効果があります。
特殊な繊維や織りなどによって、紫外線を遮蔽する機能のことです。
フローリングや家具などの変色、畳の焼けなどを防ぐことができます。
レースに付加されることの多い機能で、カット率の高さによってランクの
ある場合もあります。
日射しの強い部屋、デリケートな内装や家具のある部屋などで
用いるといいでしょう。
【遮熱カーテン】熱が窓から入りにくく、室内の温度上昇を抑える
太陽熱を妨げる機能は、夏場の暑さ対策として適しています。
レースに付加されることの多い機能です。
特殊な糸やコーティング加工によって、熱が窓から入りにくくする、
入る熱を軽減する効果を持つため、室内の温度上昇をおさえて冷房効果が
高まり消費電力の低減が可能になります。
日本インテリアファブリックス協会の統一マークで示されます。
次回は、保温、遮音、視線をさえぎる、消臭、視線を遮る機能を持った
カーテンの特徴をお伝えします。