家づくりの基礎知識 建材のカビ対策傾向 その2
投稿者:丸共建設
洗面化粧台もシステムバスと同様に、排水口まわりの工夫が多くみられます。
ピンク色の汚れなどがたまりやすいフチの隙間をなくしたり、
形状に工夫を施して水アカなどの掃除のしやすいものがあります。
簡単に取り外すことができ、お手入れも簡単なヘアキャッチャーを
取り入れた商品も揃っています。
水栓金具の根元に水がたまることで、発生する水アカやヌメリなどを防ぐ
工夫が多くみられます。
水がたまらないように水栓金具を立ち上がりの壁面に設置したもの、
ミラーキャビネット下に組み込まれたタイプなども。
その他、水アカをはじく素材のボウルを取り入れたり、ボウルとカウンターなどを
継ぎ目のない一体成型としたものであれば、汚れもたまりにくく、
カビも抑えることができるでしょう。
トイレでは、カビなどの発生の原因となる汚れがたまりやすい便器や便座のフチを
無くしたものが増えてきています。
表面加工や素材に工夫を施すなどして、掃除のしやすいタイプも多くみられます。
全体的に凸凹を無くし、すっきりとした形状なのも特徴でしょう。
メーカーによっては、イオンや除菌水などで、汚れの付着を抑制する商品もみられます