スタディコーナーをリビングに設置
投稿者:丸共建設
「勉強や仕事をリビングダイニングで一緒に」と考えても、ダイニングテーブルを使うと、
食事の時間などに片付ける必要があり、やりにくさを感じやすいものです。
そこで、奥行が60cmほどの広めのカウンターをリビングに設置すると、勉強や仕事、
さらに家計簿の記入やアイロンがけなどの
家事スペースとしても活用できます。
また、リビングに大きな共有の本棚を設置してファミリー図書館にすると、
本を通じて自然に親子の会話が生まれやすくなります。
子どもが小学校低学年くらいまでは、一緒に本をみたり、
読み聞かせをしたりしてあげましょう。
高学年以降は、大人の本に子どもが興味を持ちシフトしていく
流れをつくることができます。
リビングでの勉強は、子どもに勉強する習慣がついて、
学習を進めやすいことが期待できます。
小学校低学年の子どもはなかなか集中して勉強ができなかったり、
わからないことが出てきて一人で勉強を進めていくことが難しかったりします。
しかし、子ども部屋で勉強していると、勉強をしているか、
また、勉強で困っていることがないかを親が様子を見に行くことが疎かになりがちです。
特に、共働きの家庭では、リビングで勉強していれば、
家事の合間に勉強を見る時間を確保しやすいですが、子ども部屋で勉強をしている場合は、
勉強を見るためだけの時間はとりにくいでしょう。
また、家族がリビングで過ごすことが多い家族は、それぞれが別なことをしていても、
一体感を感じやすいです。
親の世代が子どもの頃よりも、親と子の距離が近いフレンドリーな関係性が
築かれやすい面もあります。
家族がお互いに信頼しあえる関係をつくるためには、
一緒に過ごす時間をつくることが大切なのです。