本社の田口です。

 

義父が生前コレクションしていた焼き物の中から、いくつか貰ったうちの一点です。

底の直径が14㎝と小ぶりですが、わりとどっしりとしたものです。

釉薬のかからない土色のざらついた表面に、サッサッと簡単にひいたような縦のすじが薄くあるだけで

至ってシンプルです。

妻は、飾らない感じが気に入っているとかで、たまに庭の草花や木の一枝を差しては玄関に置いて楽しんでいます。

貰っているものがそれぞれ何焼きであるとか、どこで手に入れたものであるとか、義父に色々聞いておけば・・・　　と、残念なのですが、

そんな感じで焼き物のことはさっぱりわからない私でも、これはけっこう味があって面白い壺だと思っています。