無垢材の種類を知ろう!~ヒバ編~
投稿者:丸共建設
前回は、ブナ材について紹介しました。
今回は、ヒバについてです。
日本で使われている有名なヒバは2種類あり、米ヒバと青森ヒバがあります。
米ヒバは、北米大陸北西部海岸沿いが主な産地で、特に東南アラスカ・B.C州・バンクーバー島で天然林として管理され、計画的に伐採されているものです。
ヒノキ科の植物で、材木の色が白色に近い薄い黄色で青森ヒバに似ていることから北米ヒバという意味を込めて米ヒバの俗称が付いています。
一方の青森ヒバは、国内産の材木です。
青森ヒバは雪の多く降る過酷な環境でゆっくり育つため、年輪の幅が狭くなり、歪みの少ない木材になります。
また、ヒノキチオールと呼ばれる独特の香気成分があるため、防虫剤を使わなくてもシロアリやゴキブリ、蚊などの害虫を寄せ付けない効果が期待できるのです。
その他にも防カビの効果や消臭・殺菌の作用も合わせ持っています。
ヒバは、成長するのに比較的時間がかかる木です。
そのため、木目は緻密で美しいものになっています。
独特の香りと天然の防虫剤、防カビ剤の効果を持っているため、化学薬品を使う頻度が低くなります。
そのため、シックハウス症候群の予防に適している木材とも言われています。
いかがでしょうか。
無垢材を選ぶ際にぜひ参考にしてください。
注文住宅を名古屋、春日井で検討されるなら自然素材の家の丸共建設へ!