お役立ちブログ

住宅の断熱材(その3)

近年注目されている断熱材には、大きく分けて繊維系とプラスチック系の


2種類に大別されます。


それぞれに性能や価格面でのメリット・デメリットがありますが、


特に気を付けて頂きたいことが1点あります。


これはいずれの断熱材を使用する際にも言えることですが、


「オーバースペックでないかどうか」です。


ご存知の通り、日本は狭いとはいえ、やはり寒冷地とそうでない土地とがあります。


寒冷地では通常の断熱性能が、寒冷地より温暖な、関東より南のエリアで


必要かどうかを考えておかなくてはなりません。


この関東より南のエリアは「じめじめとした蒸し暑い期間を


寒い地域より多く過ごさなくてはならない土地」であることを考えましょう。


大手ハウスメーカーなどは、日本全国統一で断熱材を展開しております。


そのため、断熱面にのみ注目し、オーバースペック


(支払う費用に対して効果がそれほど必要ない)になりがちです。


断熱材は、その地域にたいして基準がありますので、


それをクリアして入れば断熱性能は充分です。


そして、さらなる付加価値として、湿度を調節する機能をも持ち合わせるや


壁内結露対策が充分できている断熱材を検討する必要があるかもしれません。


また、使用する建材(木の質など)との組み合わせ方や、その土地に合った


断熱の方法も各種あります。


断熱材は、住まいの快適さに直結しますので、断熱材の選択は、


必要以上に健闘したいポイントです。


断熱材の特徴を考えるときは、「家の建て方で解消できる寒さ・暑さ」と


「本当に必要な断熱」を検討しましょう。


断熱は、暮らしの快適さ・エコとも直結する「暮らし心地」を満たしてくれます。


そしてそれが、長期的に見た時に愛着の持てる家となります。


 近頃では家の中の温度差の激しい場所への移動で倒れてしまうことを表す


「ヒートショック現象」という言葉も定着するほど、


温度と人との関係が重要視されています。


暖かく快適な家を実現するにも、家づくりの中でも、断熱材は大切なポイントです。